



ものづくり達人小田聖子ちゃんの友人、関美怜さんの作品を撮影しました。関さんは東京芸術大学の、大学院2年生。修了作品展用の作品集の撮影でした。漆塗りで、置物にも被り物にもなるオブジェは、かわいらしくファンタジーだけど、どこかしっとり陰のある雰囲気でした。ヨーロッパのおとぎ話、ラプンツェルとか、お菓子の家みたいに。モデルは、イラストレーターの藤田美菜子さん。美菜子さんの絵は、透明感があって凛としています。作品と作者はやっぱり似ているのです。
Ku:nelの42号で、"おばあちゃんがしてくれたこと"というページを担当しました。4軒のお宅に伺って、おばあちゃんがしていた料理や習慣を受け継いだ女の人たちの写真を撮りました。中にはおばあちゃんと一緒に登場してくださった方も。人は生きている間にものすごい技を身につけてそれを磨いて育てていくのに、死んでしまうとあっという間にそれは消えてしまう。それはすごく切ない事だと思っていたのですが、おばあちゃんの技を大切に受けついで、明るく元気に生きている人たちを見てそんな思いが少しだけ和らぎました。
DHCという化粧品会社の小冊子、"みんなげんき?"の表紙を、隔月でもう2年ほど担当させてもらってます。毎回、信念を持って働き、それで社会とつながっている方を取材します。2月号は、宮崎の木工作家、小林俊雄さん。大きい作品も、小さい作品も、変わらずあたたかさがありました。つくればつくるほど、目指している場所が遠い気がして、まだ作り足りないというお話をされていました。大先輩ですし、やっている事は違えど、その想いは一緒なのだと、まだまだまだな私も思いました。
2010年1月15日にワニブックスから発売された仲里依紗さんの写真集、『anno 1989』を撮影させてもらいました。2009年10月に、仲里依紗さんのおじいさんの故郷スウェーデンのストックホルムとヨーテボリへ。澄んだ空気と光がとてもきれいなところでした。
里依紗ちゃんは、ご先祖のお墓参りをして親戚とも初対面。見知らぬ土地に彼女と血をわけた人たちが生きていて、時間を経てつながったことを思うと感慨深かったです。
3月には、彼女の主演映画「時をかける少女」、5月には「ゼブラーマン2」も公開されます。画面がきゅっと引き締まるような存在感があり、かわいさも大胆さもあるすばらしい女優さんです。

昨年12月の仕事です。
東京DOGSというドラマのビジュアルフォトブックで、主演の3人の対談ページを撮影しました。きらきらした3人で、とてもよい雰囲気の撮影でした。